操作

十念寺

提供: 新纂浄土宗大辞典

2018年3月30日 (金) 06:26時点におけるSeishimaru (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

じゅうねんじ/十念寺

三重県桑名市伝馬町。仏光山九品院。伊勢教区№一。天平宝字年間(七五七—七六五)行基の草創と伝える。寛元三年(一二四五)浄土宗となる。中興は良忠門下誉阿である。慶長六年(一六〇一)の町割によって現在の場所に移る。桑名義士森陳明の墓がある。また、寛永年間(一六二四—一六四四)に書かれたとされる金地着色祭礼図屛風(県文化財)がある。現在、毎年一一月二三日に七福神まつりを開催している。


【資料】『蓮門精舎旧詞』一四(続浄一八)、『浄土宗寺院由緒書』上(『増上寺史料集』五)


【参考】全日本仏教会寺院名鑑刊行会編『全国寺院名鑑』(史学センター、一九八三)


【執筆者:横井大覚】