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「勅修円光大師御伝縁起」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:29時点における最新版

ちょくしゅえんこうだいしごでんえんぎ/勅修円光大師御伝縁起

一巻。『勅修吉水円光大師御伝縁起』とも。忍澂撰。成立年時不詳。忍澂の生存時期から一八世紀はじめの成立か。僧如実による享保二年(一七一七)の序と跋があるためこの年の刊行か。序によると忍澂が記した本書と『勅修吉水円光大師御伝略目録』一巻を、忍澂没後七回忌の際に開版したとあり、二冊組で刊行されている。『四十八巻伝』が作成された縁起や、清書した者、絵師について巻数ごとに詳説し、特に撰者舜昌の行状については詳細に述べられている。


【所収】浄全一六


【参考】井川定慶『法然上人絵伝の研究』(法然上人伝全集刊行会、一九六一)、同「高祖・元祖・二祖顕彰」(浄全一六解題、一九七四)


【参照項目】➡勅修吉水円光大師御伝略目録


【執筆者:郡嶋昭示】