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=せいかい／制誡=
誡め制すること。病に伏した[[法然]]は、建久九年（一一九八）四月八日に[[門弟]]に対して「葬家[[追善]]の事」と「<ruby>房舎資具[[衣鉢]]遺物等諍論<rt>ぼうしゃしぐえはつゆいもつとうじょうろん</rt></ruby>すべからざる事」の二条からなる『<ruby>[[没後遺誡文]]<rt>もつごゆいかいもん</rt></ruby>』（昭法全七八三～六）を示し、没後の訓誡を記した。元久元年（一二〇四）一一月七日には[[法然]]の[[門弟]]の中で、他宗の教えを誹謗する者や[[専修念仏]]の教えを歪曲し[[破戒]]をする者を戒めた『[[七箇条制誡]]』（昭法全七八七～九三）を記し、その[[制誡]]を厳守することを[[門弟]]に誓わせ、署名したものを[[比叡山]][[座主]][[真性]]のもとに呈した。
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【参照項目】➡[[没後遺誡文]]、[[七箇条制誡]]
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【執筆者：瀧沢行彦】