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「信行道場」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:25時点における最新版

しんぎょうどうじょう/信行道場

在家者が浄土宗に入信するために、また信仰を深めるために入る修行道場道場では、釈尊の教えや阿弥陀仏の救いを学び、人間に生まれることができた尊さと、阿弥陀仏に救われる念仏の道に遇えたことを喜び、三宝帰依する大切さや念仏を称える意義を知り、帰敬式などを受ける。受者は信行道場での念仏修養を通じて仏の実在を確信し、念仏を称えることの意義を理解・実践し、信仰心を深める。また、宗教情操・祖師報恩・祖徳仰讃・祖山興隆・念仏弘通ぐずうの心を共感し、仏弟子であることに目覚め、仏弟子としてふさわしい知識と行いを身につけ、世のため人のためになる仏教徒となることを目的とする。また対象を小中学生に絞った「子ども(少年)信行道場」なども開催されている。


【参考】『青少年帰敬式授戒会の手引き』(浄土宗宗務庁、一九八一)、『これなら分かる子供信行道場ガイド』(浄土宗)


【参照項目】➡帰敬式


【執筆者:神田眞晃】