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以八の七条袈裟

提供: 新纂浄土宗大辞典

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いはちのしちじょうげさ/以八の七条袈裟

以八が用いた黒色荒木綿製の七条袈裟。現在、以八開山とする安芸国厳島いつくしま(広島県廿日市はつかいち市)の光明院に伝存する。以八は近世初頭の隠遁専修念仏者として知られ、諸国を遊歴して念仏布教に努めること五十余年。平生は衣食ともに質素で、一所不住の身ゆえに粗末な七条袈裟一つを用いるだけだったという。


【資料】『光明院開基以八上人行状記』(浄全一七)


【参照項目】➡以八光明院七条袈裟


【執筆者:長谷川匡俊】