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「仏恩報謝」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:32時点における最新版

ぶっとんほうしゃ/仏恩報謝

仏の恩徳に感謝し、それに報いるため善業をつむこと。ひいては往生浄土のために念仏を称えること。善導往生礼讃』(初夜礼讃偈)には、念仏者のあり方について「自ら信じ、人をして信ぜしむること、難きが中にうたた更に難し。大悲を伝えて普く化すれば、真成しんじょう仏恩ぶっとんを報ずるなり」(浄全四・三六二下正蔵四七・四四二上)とあり、自ら念仏の教えを信じ、さらには大慈悲をもって衆生を教え導くことが、仏恩へ報いることになるとしている。


【参照項目】➡報恩謝恩


【執筆者:神宮良弘】