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=ごき／互跪=
インドの礼法とされ、左右の膝を交互に地につけて<ruby>跪<rt>ひざまず</rt></ruby>くこと。右膝を地に着け左膝を立てることを[[胡跪]]というが、長時間続けて疲れると左膝を地に着け右膝を立てて跪くことから[[互跪]]という。仏等に対し要請や<ruby>[[悔過]]<rt>けか</rt></ruby>等を行う場合に用いられる（『釈門帰敬儀』下、[http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT2018/V45.0863c.html 正蔵四五・八六三下]）。『[[釈氏要覧]]』には、「[[互跪]]、[[天竺]]の儀なり。謂く、左右の両膝互いに跪いて地に著く。釈子は皆右膝なり。<ruby>若<rt>も</rt></ruby>し[[胡跪]]というは音の訛ならん」（[http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT2018/V54.0278b.html 正蔵五四・二七八中]）とある。さらに「尼女は体弱く、[[互跪]]要らず倒る。仏、[[長跪]]を<ruby>聴<rt>ゆる</rt></ruby>す」と、尼女には[[長跪]]としたことが示される。
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【資料】『蘭盆献供儀』（続蔵七四・一〇六九）
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【参照項目】➡[[胡跪]]、[[長跪]]
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【執筆者：大澤亮我】