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「中原師秀」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:30時点における最新版

なかはらのもろひで/中原師秀

一二~三世紀頃、生没年不明。法然弟子安楽遵西の父。中原氏は代々太政官の外記げき職を世襲した家柄で、父師茂は大外記、師秀も少外記を務めている。師秀は後生菩提のため、生前にあらかじめ善根功徳を修す逆修を行い、導師として法然を招請した。一七日いちしちにちから六七日ろくしちにちまでの説法の聞書が『漢語灯録』に『逆修説法』として所収されている。なお、七七日しちしちにち導師真観房感西が務めた。


【資料】『逆修説法』六七日(昭法全)、『尊卑分脈』四(『国史大系』六〇下)


【参照項目】➡逆修説法師秀説草


【執筆者:福田行慈】