下品十念のソースを表示

=げぼんじゅうねん／下品十念=
[[下品]]三生の[[凡夫]]の称える[[十念]]のこと。『[[観経]]』[[下品]][[下生]]に「[[至心]]に、声をして絶えざらしめ、[[十念]]を[[具足]]して、[[南無阿弥陀仏]]と称す」（聖典一・三一二／[http://jodoshuzensho.jp/jozensearch_post/search/detail.php?lineno=J01_0050 浄全一・五〇]）とあることによる。これによって、[[罪悪生死の凡夫]]であっても、仏[[願力]]によって[[往生]]することができるという。この[[下品]]に説かれる[[十念]]は『[[選択集]]』三において、[[法然]]が[[念声是一]]を説く根拠となっている。
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【参照項目】➡[[具足十念]]、[[念声是一]]
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【執筆者：三輪隆就】