三界万霊牌のソースを表示

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[[三界]]（[[欲界]]・[[色界]]・[[無色界]]）の一切[[有情]]の[[精霊]]を[[供養]]するための[[位牌]]。歴代牌や[[祠堂]]牌、総檀中牌などのほかに作られ、通常は[[位牌壇]]に安置して、惣[[法界]][[菩提]]の意で扱われている。[[施餓鬼会]]の際、かつては[[餓鬼壇]]に[[三界万霊牌]]を安置していたが（『[[法要集]]』昭和一四年版）、[[現行]]『[[法要集]]』には外縁に[[餓鬼壇]]を設けて[[餓鬼]]道[[衆生]]の牌を置き、[[内陣]]に[[位牌壇]]を設けて先祖の牌を安置する旨を記している。『[[浄土]]<ruby>苾蒭<rt>びっしゅ</rt></ruby>宝庫』下（三七ウ）には、[[施餓鬼]][[位牌]]の異文として「竪通[[三界]]横括九居」（『[[法事讃]]』）などと書かれたものもあるとしている。
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【参照項目】➡[[位牌]]
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【執筆者：清水秀浩】


[[File:さんがいばんれいはい【三界万霊牌】.jpg|thumb|left|upright=2.5|[[三界万霊牌]]]]