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サールナート

提供: 新纂浄土宗大辞典

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サールナート

釈尊初転法輪の地。所在はインドのウッタル・プラデーシュ州。四大聖地の一つ。仏典では鹿野苑ろくやおん(ⓈMṛgadāvaⓅMigadāya)の名で知られ、釈尊はこの地で五人の比丘びくに対して仏陀としての初めての説法を行った。現在のワラナシー(ヴェナレス)の北部にあり、初転法輪を記念したダーメク仏塔(Dhāmek Stupa)がある。またサールナートからは優美な仏像が多く出土している。


【参照項目】➡四大聖地


【執筆者:石田一裕】