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「カピラヴァスツ」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:21時点における最新版

カピラヴァスツ/ⓈKapilavastu

古代インドの都市。釈迦族の首都で、釈尊出家以前を過ごしたとされる場所。劫比羅筏窣覩、迦毘羅衛などと音写される。また劫比羅(迦毘羅)城ともいわれる。カピラヴァスツについては、法顕『高僧法顕伝』(正蔵五一・八六一上~)と玄奘『大唐西域記』(正蔵五一・九〇〇下~)が、ともに荒れ果てた地であることを伝えている。すなわち法顕が訪れた五世紀初めには、すでに釈尊在世当時の活気を失っていたことが理解される。またその具体的な所在については、両書の記述が一致しないことにも起因して確定されておらず、ティラウラ・コット(ネパール)とピプラハワ(インド)の二つが、カピラヴァスツの遺跡として考えられている。


【執筆者:石田一裕】