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西方懺悔法

提供: 新纂浄土宗大辞典

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さいほうさんげほう/西方懺悔法

一巻。永承六年(一〇五一)書写本が青蓮院に現存。『長西録』には円仁の作とあるが、確証はない。成立は承和六年(八三九)—永観三年(九八五)の間か。浄土の教えに懺法のないのを嘆き智顗『法華三昧懺儀』を参考にして著されたもので、阿弥陀仏本尊とする七日間の唯坐唯立の念仏三昧の行法を説く。なお、唯坐唯行の理由としては『阿弥陀経』の「若一日…一心不乱」の文を引いて「心境を専一にして、三昧をして相応するを得易からしめんと欲せんがためなり」(『叡山浄土教の研究』資料編・五八)と説く。


【参考】佐藤哲英『叡山浄土教の研究』資料編(百華苑、一九七九)


【執筆者:朝岡知宏】