—享徳二年（一四五三）三月七日。心蓮社玉誉岸阿。また良順禅師ともいう。百万遍知恩寺一八世。一七世清蓮が永享一〇年（一四三八）、知恩寺長老として参内した記録が『看聞日記』にあることや、嘉吉二年（一四四二）に慶竺が関東より上洛し同寺一九世になっていることなどから、住持期間は短かったとも考えられる。
【資料】『百万遍知恩寺誌要』（浄全二〇）
【執筆者：加藤弘孝】
