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円親

提供: 新纂浄土宗大辞典

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えんしん/円親

一二~三世紀頃、生没年不明。法然の常随の弟子の一人。法然のもとに入室した七人の弟子の一人として『没後遺誡文』に名が挙げられ、「吉水の東の新房はこれ円親大徳の所領なり。この本主故、六条の尼御前、その養子として付属す…よって今重ねて付属する所なり」(昭法全七八四~五)と記される。つまり円親は、元の持ち主である六条の尼御前から吉水の東新房とその敷地を受け継いだ養子であるため、法然の没後にはこれを返却すると約束されている。


【執筆者:齋藤蒙光】