操作

法住寺

提供: 新纂浄土宗大辞典

2018年3月30日 (金) 06:32時点における192.168.11.48 (トーク)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

ほうじゅうじ/法住寺

京都市東山三十三間堂廻り町。天台宗寺院。藤原為光の創建で、永延二年(九八八)三月二六日に落慶供養。五間の本堂、東西に法華三昧堂と常行三昧堂があった。長元五年(一〇三二)に焼失したが、のちに広大な後白河院の院御所・法住寺殿が、同地に造立される。西殿には念仏堂などがあったが、承安三年(一一七三)に焼亡している。寿永二年(一一八三)の木曽義仲の兵火により炎上。後白河院没後は、その御陵をまもる役割を担った。一時廃絶するも、再興された。


【執筆者:舩田淳一】