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俊雄

提供: 新纂浄土宗大辞典

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しゅんのう/俊雄

—貞享五年(一六八八)九月九日。西蓮社親誉、あざなは蓮海。一説に最蓮社勝誉、英誉俊応。本所霊山寺歴代。熊谷寺一一世。広誉詮雄のもとで修学した後、霊山寺に住した。霊山寺檀林として一時廃絶していたが、俊雄檀林を再興するため貞享元年(一六八四)一一月寺社奉行に願い出た。霊山寺檀林として復興されたが俊雄学臘がくろう未熟であったため、増上寺学頭鑑了が霊山寺住職となり、自身は熊谷寺に退いた。


【資料】『総系譜』(浄全一九)、『本所霊山寺志』(浄全二〇)


【参考】『南勢雑記』(三重県郷土資料刊行会、一九七五)


【執筆者:石川達也】