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「無量寿経論註の研究」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:34時点における最新版

むりょうじゅきょうろんちゅうのけんきゅう/無量寿経論註の研究

藤堂恭俊著。昭和三三年(一九五八)六月、仏教文化研究所刊。曇鸞浄土教思想ならびにその思想背景について解明し、併せて関連する『往生論』『十住毘婆沙論』の検討も加えている。インドで誕生した仏教が中国の風土へと移入して中国独自の発展を遂げていくなかで、曇鸞がそれらをいかに摂取して自らの浄土教思想を構築したかについて論じたもので、その手法は以後の曇鸞研究にも大きな影響を与えている。


【執筆者:石川琢道】