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「法然上人の思想と宗教」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:32時点における最新版

ほうねんしょうにんのしそうとしゅうきょう/法然上人の思想と宗教

前田聴瑞著。昭和八年(一九三三)六月、大東出版社刊。「仏教思想大系」第一七巻として出版される。法然の思想と宗教性について論じる。内容は、大きく序論・本論・余論に分け、本論では、①「法然上人小伝」、②「人間性と其根本問題」、③「法然教の本質」、④「聖浄二門の教判」、⑤「偏依善導」、⑥「救済の原理」、⑦「救済とその実現」、余論では、『選択集』などの法然関係の文献について解説する。昭和五九年(一九八四)五月、『浄土宗学研究叢書祖師篇の一冊として国書刊行会より再刊。


【執筆者:角野玄樹】