「調伏」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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【参考】浄土宗総合研究所編『現代語訳 浄土三部経』(浄土宗、二〇一一) | 【参考】浄土宗総合研究所編『現代語訳 浄土三部経』(浄土宗、二〇一一) | ||
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【執筆者:袖山榮輝】 | 【執筆者:袖山榮輝】 |
2018年9月17日 (月) 10:08時点における最新版
じょうぶく/調伏
抑制、制御、抑え込むこと。服従させること。「浄土三部経」においては『無量寿経』下にその用例を見出すことができる。無量寿仏の国土に往生した菩薩について「柔軟に調伏して、忿恨の心なし」(聖典一・二五七/浄全一・二二)とあるのは、自身の心を抑制する意。また同じく「なおし象王のごとし。善く調伏するが故に」(同二五九/同二三)、「如法に諸もろの衆生を調伏する」(同二六〇/同二三)とあるのは、他者を制御し、服従させ、さらには導くといった意が含まれる。
【参考】浄土宗総合研究所編『現代語訳 浄土三部経』(浄土宗、二〇一一)
【執筆者:袖山榮輝】