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「鎮西聖光上人香月系譜」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:29時点における最新版

ちんぜいしょうこうしょうにんかつきけいふ/鎮西聖光上人香月系譜

一巻。選者不明。聖光生誕の地、香月庄かつきのしょうを治めていたとされる香月氏の系譜。義山が『翼賛』の開版を終えた後に発見された古記録等の一つで、『翼賛遺事』に添えて刊行された。義山は志半ばで没したが、門弟の見阿素中がこれに冠註を添えて享保一四年(一七二九)に刊行した。同所に伝わる古代の記録をはじめ、信冏校訂『聖光上人伝』(浄全一七)や『鎮西国師行状絵詞伝』等に引用されている。


【所収】浄全一六


【参考】井川定慶「『浄土宗全書』第一六巻解説」(浄全一六解題、一九七四)


【参照項目】➡香月庄


【執筆者:郡嶋昭示】