「消帳」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:23時点における最新版
けしちょう/消帳
檀林で修学中の者が、様々な理由によりそこを辞去する際、檀林に備え付けの大衆帳から除名されること。香衣檀林あるいは紫衣地の住職となるために除籍されることを出世消帳、それ以外の寺院の住職となるために除籍されることを寺持消帳、病気のために除籍されることを病身消帳、檀林能化の転住に随従して転籍することを随従消帳、死亡のために除籍されることを往生消帳、不行跡のため寮主から寺社奉行に届け出て除籍することを辞山消帳という。
【参考】大島泰信『浄土宗史』(浄全二〇)
【執筆者:𠮷水成正】