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「吉水法語集」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:35時点における最新版

よしみずほうごしゅう/吉水法語集

一巻。隆円編。文化八年(一八一一)、法然の六〇〇年御忌に際し、祖師の報恩謝徳を願い編纂された法語集。内容は法然の小伝記に続き、隆円が収集した法然法語一六篇と、附録として「称念上人法語」一篇を含む計一七篇の法語より成る。文政一二年(一八二九)に湖南松渓山の旭峰忍隆により刊行された版本が残る。隆円の手による文政九年刊『然阿上人法語』(『鎌倉法語集』)と、同一二年刊『鎮西法語集』との三巻を合わせて「三代法語集」ともいう。


【参照項目】➡鎮西法語集然阿上人法語


【執筆者:安孫子稔章】