「道号」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
Seishimaru (トーク | 投稿記録) 細 (1版 をインポートしました) |
|
(相違点なし)
|
2018年3月30日 (金) 06:30時点における最新版
どうごう/道号
仏門に入った者が、自らの願いとするところや、信仰により得たところを表して名のる入道号で、表徳号ともいう。『啓蒙随録』に「道号とは入道者の号である。故に法名のほかに道号を付けるのは、繁重のようであるが、法名は実名、道号は別号である。…これ等のことは禅宗に倣ったものである」(初編一・二四ウ)というように、主に禅宗で行われたことが各宗で用いられるようになったもので、浄土宗の誉号や阿号も道号の影響と伝えられている。
【資料】大雲『啓蒙随録』
【参照項目】➡戒名
【執筆者:熊井康雄】