一家大師のソースを表示

=いっけだいし／一家大師=
[[浄土宗]]における[[善導]]に対する尊称で、[[浄土]][[開宗]]の原点となったその教えを[[象徴]]する語。[[法然]]は『[[選択集]]』一において「[[道綽]]・[[善導]]の一家」（聖典三・一〇四／昭法全三一三）という。一家は[[法然]]以降使われているが、[[聖冏]]の『[[教相十八通]]』では大師、一家、[[光明大師]]と同様の意味で「[[一家大師]]此の文を釈して」（[http://jodoshuzensho.jp/jozensearch_post/search/detail.php?lineno=J12_0755 浄全一二・七五五上]）というように多く使用されるようになる。[[聖聡]]は『[[伝心抄]]』に「[[一家大師]]は[[四修]]を標してただ三修を挙ぐ」（聖典五・二七六）と示している。
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【参照項目】➡[[善導]]
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【執筆者：服部淳一】