宋・元照がんじょう撰。成立年次不詳、一一世紀後半から一二世紀はじめ頃。同じ宋代成立の要文集『楽邦文類』二(正蔵四七・一八〇中)に収録され伝わる短文の讃文。唯心の浄土を説くもので、元照滅後も支持され、読誦されていた。後に戒度が『無量寿仏讃註』を記してこれを解説している。
【所収】正蔵四七
【参照項目】➡無量寿仏讃註
【執筆者:編集部】