大橋俊雄著。平成一三年(二〇〇一)六月、斎々坊刊。明治以降の教団発展に寄与した浄土宗僧侶、ならびに関連するインド・中国・朝鮮・法然以前の日本の浄土教家一三七〇人に及ぶ伝記を記録した事典。自著である昭和三二年(一九五七)刊『近代浄土宗僧英伝』、同五六年刊『浄土宗仏家人名事典 近代篇』に漏れた人物が加えられている。特に明治以降の浄土宗の僧侶の伝記を知るには欠かせない資料の一つである。
【執筆者:石川琢道】