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両足尊

提供: 新纂浄土宗大辞典

りょうぞくそん/両足尊

仏の尊称の一つ。Ⓢdvipadottamaなどの訳語で、二足尊、両足之尊、両足中尊などとも訳される。仏は二本の足で歩くものの中で、最も尊いものであるからこのようにいう。また二足を、戒・定、福・慧などの仏の内面的特性ととらえる解釈もある。両足尊三帰三竟にも使われる表現であり、仏に対する帰依を「帰依両足尊」という文言で表す。


【参照項目】➡三帰依三帰三竟


【執筆者:石田一裕】