浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J17_0062A01: | し、右大辨藤原行隆朝臣、奉行にて侍けるに、昔、一 |
J17_0062A02: | 天四海の民土にすすめて、御建立侍りける。今度も、 |
J17_0062A03: | 勸進上人をやつけられ侍べきよし、勅答申ければ、 |
J17_0062A04: | 先例にまかすべきよし、宣くだされける刻、奉行 |
J17_0062A05: | 辨、祕に法然上人に、御勸進侍なんやと、内議の返 |
J17_0062A06: | 答に、源空は、勸進のうつは物に非ず、同行修乘坊 |
J17_0062A07: | に申合べき狀はからひて、彼上人に、被召仰侍け |
J17_0062A08: | るところ。 |
J17_0062A09: | 勸進内議の圖 |
J17_0062A10: | 眞像禮拜の圖 |
J17_0062A11: | 抑この勸進、修乘坊うけとり給てのち、廣十 |
J17_0062A12: | 方施主をすすむるに、このしるし、はかりが |
J17_0062A13: | たし。いかがして、奉加の得不得を知べきの |
J17_0062A14: | 評定ありけるところに、法眼顯眞云、一乘妙 |
J17_0062A15: | 典は、八軸の經王、文字のかず、六萬九千三 |
J17_0062A16: | 百八十四字也。この文字を、阿彌陀佛の上に |
J17_0062A17: | おきて、彼名號を檀那の字として、比丘、比 |
J17_0062A18: | 丘尼、優娑塞、うばいの四部の衆にくばり |
J17_0062A19: | て、猶あまる字あらば、法花經何部也とも、 |
J17_0062B20: | とてかへして、人人に結縁せしめて。九品三 |
J17_0062B21: | 輩のともとや侍べきよし、相議して、其名字 |
J17_0062B22: | を、賦ところ。重源和尚、唐の善導和尚眞像 |
J17_0062B23: | をわたし給て、上人にたてまつらしめ給に、 |
J17_0062B24: | 道俗男女、はじめてこれを禮し給へる。 |
J17_0062B25: | 後鳥羽法王御宇建久元年庚戌秋淸水寺にて、上人、説 |
J17_0062B26: | 戒の座に、念佛すすめ給ければ、寺家大勸進沙彌印 |
J17_0062B27: | 藏、瀧山寺を道場にて、不斷常行三昧念佛はじめけ |
J17_0062B28: | る。開白發願して、能信、香爐をとりて、行道をは |
J17_0062B29: | じむ。願主印藏、僧範義、自餘不分明、比丘、比丘 |
J17_0062B30: | 尼、其數をしらず。其間、南都古年童出家して、念 |
J17_0062B31: | 佛衆に交て、高聲念佛申て、松苑寺邊に、私宅往生 |
J17_0062B32: | をとぐ。能信、如法經の紙苧をうへながら、往生人 |
J17_0062B33: | の縁をむすぶ。入棺前火やくをつとめて還に、異 |
J17_0062B34: | 香、衣のうへに薰ず。人人奇異のおもひをなすと。 |
J17_0062B35: | 云云 |
J17_0062B36: | 仁和寺の入道法親王夢想告云、斯瀧は、過去 |