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J2310 円光大師行状画図翼賛 円智・義山 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J16_0386A01: ノ第二ヨリ出テ諸書ニ散在セリ凡三昧ト云ハ天竺
J16_0386A02: ノ語此方ニハ調直定亦ハ正受ト云心調テ浮擧ラズ
J16_0386A03: 沈入スシテ身心寂靜ナルヲ云ナリ四種トハ一ニ常
J16_0386A04: 行ハ口ニ彌陀ヲ唱ヘ亦心ニ念シテ常ニ行道旋繞
J16_0386A05: スルナリ二ニ常坐ハ常ニ結跏趺坐シテ思惟入觀ス
J16_0386A06: ルナリ三ニ半行半坐ハ或ハ行道シ或ハ坐觀スルナ
J16_0386A07: リ若方等ニ依ハ旋百二十帀却坐思惟トアリ若法
J16_0386A08: 華ニ依ハ其人若行若立讀誦此經是人若坐思惟
J16_0386A09: 此經トイヘリ四ニ非行非坐ハ或ハ行或ハ坐行者
J16_0386A10: ノ意ニ任セテ不定ナリ南岳ハ是ヲ隨自意トノ給ヘ
J16_0386A11: リ是實ニハ行坐ニ通スレ共四句ヲ成センカ爲ニ非
J16_0386A12: 行非坐トハ名ツケタリ止觀サレハ實ニハ行坐ニ通ス
J16_0386A13: レト餘ノ三ノ格式定マリタルニハ不同サテ四種
J16_0386A14: トモニ九十日ヲ限トシテ修スル事ナリ●唐高僧
J16_0386A15: 廿一云臨將終時告衆人曰若有十人不惜
J16_0386A16: 身命常修法華般舟念佛三昧方等懺悔者隨有
J16_0386A17: 所須吾自供給必相利益如無此人吾當遠去苦
J16_0386B18: 行事難竟無答者因屏衆歛念泯然命盡小僧靈辨
J16_0386B19: 見氣乃絶號吼大叫云云●方等ハ半行半坐般若ハ
J16_0386B20: 常坐ナリ輔行云所言常坐乃至非行非坐者約身
J16_0386B21: 儀爲名若從法爲名者常坐名一行常行名佛
J16_0386B22: 立半行半坐名方等法華非行非座名隨自意云云
J16_0386B23: 止觀意云常坐者出文殊般若常行者出般舟三昧
J16_0386B24: 半行半坐者出方等法華云云サレハ今ノ文ニ言方
J16_0386B25: 等般若四種三昧者摠別並擧テ云ナリ●給ハ給濟
J16_0386B26: 惠ミ養フノ義ナリ漢書ニ家給人足ト云ニ同意ナリ
J16_0386B27: 大經下ニ歸給妻子トアルモ遺與ト云心ナリ
J16_0386B28: 傳敎大師。弟子達に。四種三昧を一つつあてて。修
J16_0386B29: 行せさせらるる事侍き。慈覺大師は。常座三昧にあ
J16_0386B30: たりて修行し給けるに。常座難行なりとて。あらた
J16_0386B31: めて常行三昧となると申せり。かくのごときの修行
J16_0386B32: は。上古より修しがたき事顯然なり。何况當世の凡
J16_0386B33: 夫をやとて。聖道門の難行なる事。淨土門の修しや
J16_0386B34: すき樣。こまこまと仰せられて。所詮末代の佛法修

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