浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J16_0184A01: | おはしましけり。其後は拜見し給ふ事。つねの事な |
J16_0184A02: | りけり。 |
J16_0184A03: | 畫圖 |
J16_0184A04: | ●アカラサマトハ源氏ニアカラサマニ立出侍ニツ |
J16_0184A05: | ケテ葵卷抄ニ左傳咋謂林楚曰注暫也ト木玄虚 |
J16_0184A06: | カ海賦ニ暫ノ字ナリ江文通カ上書ニ蹔ノ字ヲ書タ |
J16_0184A07: | リ又白地トモ書テカリソメト云心ナリ●草菴ハ出 |
J16_0184A08: | 家ノ居所ヲ云唐高僧道林傳云頭陀爲業結草爲 |
J16_0184A09: | 菴ト●天井ノ字ハ出于風俗通藻井綺井天華板 |
J16_0184A10: | 並同凡人ノ家居火難ヲ恐ルル事ナレハ井筒ノ形ヲ |
J16_0184A11: | クミ上テ災ヲ除クトナリ又中ニ水ヲコメタル心ヲ |
J16_0184A12: | モテ天井ト云也壒囊抄 |
J16_0184A13: | ところところに。別時念佛を修し。不斷の稱名をつ |
J16_0184A14: | とむること。みなもと。上人の在世より。おこれり。 |
J16_0184A15: | そのなかに。上人元久二年正月一日より。靈山寺に |
J16_0184A16: | して。三七日の。別時念佛をはじめ給ふに。燈なく |
J16_0184A17: | して光明あり。第五夜にいたりて。行道するに。勢 |
J16_0184B18: | 至菩薩。おなしく列にたちて。行道し給けり。法蓮 |
J16_0184B19: | 房夢の如くに。これを拜す。上人に。このよしを申 |
J16_0184B20: | に。さる事侍らんと答給。餘人はさらに拜せす。 |
J16_0184B21: | ●元久二年ハ土御門院即位七年乙丑歳也●靈山寺ハ東山靈鷲山正法寺ノ別院ニテ南ノ總門ノ右一町許ニアリ相傳傳敎大師艸創ナリト |
J16_0184B22: | 畫圖 |
J16_0184B23: | ●不斷トハ別時長時ニ通スレトモ今ハ長時不退ヲ |
J16_0184B24: | 指シテ云ナリ●元久二年正月一書ニ建久四年九月 |
J16_0184B25: | 靈山平松ノ御房ニ於テ法皇御一周忌ノ爲ニ七日別 |
J16_0184B26: | 行アリト今一房ノ平松軒ト號スルハ此ノ遺跡ナルニヤ此所昔ハ幽閒ノ地ニシ |
J16_0184B27: | テ天台ノ道塲ナリシトソ事寺院ノ中ニ見エタリ大 |
J16_0184B28: | 原問答縁起ニ建久三年於靈山寺三七日別時ト云 |
J16_0184B29: | 云其事今ト全同ニシテ又餘ノ奇瑞等ヲ注セリ●夢 |
J16_0184B30: | ノコトクニ拜ストハ御房ノ傳第四十三ニハマノアタリ |
J16_0184B31: | 白毫ヲ拜ストアリ |
J16_0184B32: | 同年四月五日。上人月輪殿に。まいり給て。數尅御 |