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大恩寺

提供: 新纂浄土宗大辞典

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だいおんじ/大恩寺

愛知県豊川市御津町広石御津山。御津山浄土真院。三河教区№五九。三河地方における浄土宗の中心寺院。文明年間(一四六九—一四八七)、了暁開山開基は松平親忠。はじめ新宮山にあって大運寺といった。二世訓公のときに現在地に移転。明応年間(一四九二—一五〇一)に後土御門天皇から紫衣と勅願所の綸旨りんじを賜っている。その後大恩寺と改称。松平氏の帰依が厚く、のち土着の牧野一門の菩提寺として発展した。


【執筆者:宇高良哲】