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鏑木

提供: 新纂浄土宗大辞典

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かぶらぎ/鏑木

現在の千葉県旭市鏑木の地名。この地において良忠は建長六年(一二五四)頃、鏑木の住人である鏑木九郎胤定たねさだ入道在阿の請によって、『決疑鈔』五巻を著している。また当地にある光明寺は胤定が良忠を崇敬し、城内に一宇を建立し、田畑山林などを寄進したという。胤定は叔父である千葉成胤の助けによって、千葉の姓を名乗ることができた。しかも後に鏑木の地を拝領し、子孫にいたって鏑木と称するようになったという(『房総叢書』九)。


【参照項目】➡光明寺


【執筆者:小林尚英】