法楽偈のソースを表示

=ほうらくげ／法楽偈=
諸神を[[供養]]する[[回向文]]。[[修正会]]、[[晋山式]]などの[[鎮守法楽]]の[[回向文]]として用いる。「<ruby>[[清浄]]慈門刹塵数<rt>しょうじょうじもんせつじんじゅ</rt></ruby>　<ruby>[[共生]][[如来]]一妙相<rt>ぐしょうにょらいいちみょうそう</rt></ruby>　<ruby>一一諸相莫不然<rt>いちいちしょそうまくふねん</rt></ruby>　<ruby>是故見者無厭足<rt>ぜこけんじゃむえんぞく</rt></ruby>」。『八十華厳』四、世主妙厳品（[http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT2018/V10.0016b.html 正蔵一〇・一六中]）に出る。[[清浄]]なる[[慈悲]]行は数知れずあるが、その一つ一つは[[如来]]の唯一の特徴として現れ、これを見る者は見飽きるということがない、との意。『[[華厳経]]』では諸神が仏の力によって[[解脱]]を得るが、普興雲幢主水神が慈の[[解脱]]門を得たことに由来する。『[[浄土]]<ruby>苾蒭<rt>びっしゅ</rt></ruby>宝庫』（下・八オ）には[[普済偈]]と並列で「神祇[[念誦]]」とあり、『[[法要集]]』（昭和一四年版）では「神祇[[法楽偈]]」と題した。
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【参照項目】➡[[法楽]]<span style="border: 1px solid;color: white;background-color: black;font-weight: bold;">二</span>
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【執筆者：巖谷勝正】