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悪口

提供: 新纂浄土宗大辞典

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あっく/悪口

人を悩ませ傷つけることば。思いやりや配慮に欠くことば。十悪の一つ。他人をそしる語義どおりの「わるくち」は「両舌」にあたる。『俱舎論』一六に「若し染心を以て非愛の語を発し、他を毀呰きしするを麤悪そあく語と名づく」(正蔵二九・八八上)とある。


【参照項目】➡十悪


【執筆者:西村実則】