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大会

提供: 新纂浄土宗大辞典

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だいえ/大会

大規模な法会。本来は『法事讃』下に「仏に従いて須臾しゅゆに宝国に至り、ただち弥陀大会の中に入る」(浄全四・三〇上)とあるように、浄土での仏の説法の集まりをいう。寺院における法要の中で、特に多数の僧侶と参詣者が集まって勤修される法会、または一日に数座の法要が数日勤められる法会をいう。御忌大会というように御忌会をはじめ、五重相伝授戒会がこれにあたる。また、寺院によっては開山忌釈尊大会施餓鬼会十夜会なども大会といえる。また、勅命によって行われる法会を勅会という。


【参照項目】➡法会


【執筆者:太田正敬】