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鸞洲

提供: 新纂浄土宗大辞典

らんしゅう/鸞洲

安永元年(一七七二)—天保一四年(一八四三)四月一九日。翔蓮社鳳誉。筑前の人。博多妙円寺演誉のもとで得度。その後小石川伝通院賢洲に師事する。熊野で徳本と出会って教えを請い、以後、随従して名を鸞洲と改める。その後再び伝通院に帰る。幕府の命を受けて北海道に渡り有珠善光寺に住し、『一枚起請文』をアイヌ語に訳すなど、アイヌの人に向けた教化に努めた。後に浅草の誓願寺に住し、七二歳で寂した。


【資料】『徳本行者伝附録法弟小伝』(浄全一八)、『浄土宗布教伝道史』(浄土宗、一九九三)


【執筆者:田中芳道】