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鴻巣勝願寺志

提供: 新纂浄土宗大辞典

こうのすしょうがんじし/鴻巣勝願寺志

一巻。『檀林鴻巣勝願寺志』ともいう。摂門撰。文政・天保年間(一八一八—一八四四)頃の作。関東十八檀林の一つである鴻巣勝願寺(埼玉県鴻巣市)の寺史を記述したもの。勝願寺良忠由緒寺院とされている。内容は開刱略縁、散在堂宇、什宝万器、高貴霊翰、山主法諱、当山十境、開基氏系、牧野譜略、真田氏系、山下俊英、門末数十、仮受支触の一二項目に分けて記述してある。


【所収】浄全二〇


【参照項目】➡勝願寺十八檀林志


【執筆者:宇高良哲】