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難化

提供: 新纂浄土宗大辞典

なんけ/難化

化は教化きょうけのことで、衆生を教え導き、教化するのはむずかしいということ。『維摩経』下に「此の土の衆生は剛強にして難化なり。故に仏は為に剛強の語を説いて以て之を調伏す」(正蔵一四・五五二下)とある。三界における難化について『大智度論』九一(正蔵二五・七〇四下)には、欲界の諸天は妙の五欲にとらわれ、色界の諸天は世間禅定の楽にとらわれる二つの難化があり、また無色界では形がない故に教化が難しいことが説かれている。『選択集』では、難化の者として、五逆謗法一闡提いっせんだいの人をあげている。


【執筆者:薊法明】