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浄土宗寺庭婦人会

提供: 新纂浄土宗大辞典

じょうどしゅうじていふじんかい/浄土宗寺庭婦人会

浄土宗公益教化事業団体の一つ。浄土宗寺院寺庭婦人により構成される団体。昭和三九年(一九六四)に寺庭婦人の全国的組織の結成が企画され、同四三年一二月に正式に発足。「浄土宗寺庭婦人会規程」(宗規第五〇号)に基づいて、宗祖法然の教旨を体し、寺庭婦人としての自覚と信仰を深め、社会浄化をはかり、もって宗門の興隆と人類の平和と福祉に寄与し、あわせて会員相互の連絡と親睦を目的としている。主な事業としては、研修会の開催(中央研修会、代表者研修会、地区研修会)、十円募金、会誌『微風』および教化資料の発行のほか特別事業などがある。また、寺庭婦人自身の道心研鑽のためには宗義の学習と念仏の実践が肝要であるとの考えから、寺庭婦人のための五重相伝会、五重作礼授戒会を開催している。


【参照項目】➡寺庭婦人


【執筆者:西村綾子】