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法然上人御事蹟謡曲

提供: 新纂浄土宗大辞典

ほうねんしょうにんおんじせきようきょく/法然上人御事蹟謡曲

漆間徳定著。昭和六年(一九三一)、法然上人御事蹟謡曲普及会刊行。法然の生涯をテーマとした謡曲。和綴の二冊本で、正本には、誕生椋、片目川、室津、法然、桜が池の五曲があり、解説が付く。著者は文学的素養に溢れ、今様を詠んだり、人形芝居『法然上人恵月影』を作成している。彼の新作謡曲の発表は、当時の法然上人顕彰の面目躍如たるものがあった。


【参照項目】➡漆間徳定


【執筆者:伊藤真宏】