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施餓鬼幡

提供: 新纂浄土宗大辞典

せがきばた/施餓鬼幡

施餓鬼会に用いる幡の総称。五如来幡五輪幡小幡がある。五如来幡は、宝勝・妙色身甘露王・広博身・離怖畏の五如来の名を記した大型の幡で、外陣げじんの祭壇の後方に奉安する。五輪幡五色の紙を重ねて五輪を切り出したもので、真幡ともいう。小幡五色の紙で六手四足(あるいは四手四足)を切り抜いたもので、五輪幡と共に餓鬼壇浄飯じょうぼんに立てる。


【参考】『図と写真で見る 知っておきたい基本的な法式作法』下(浄土宗、二〇〇五)


【参照項目】➡五如来幡五輪幡


【執筆者:八橋秀法】