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小林瑞浄

提供: 新纂浄土宗大辞典

こばやしずいじょう/小林瑞浄

明治七年(一八七四)三月一五日—昭和二五年(一九五〇)一二月六日。革蓮社新誉徹阿道光。愛知県海東郡柚木村(現・愛西市)服部慶助の長男として誕生。浄土宗本校、浄土宗専門学院に学び、大鹿愍成おおしかみんじょうのもと性相の学を究める。明治三五年(一九〇二)浄土宗内地留学生として奈良法隆寺の佐伯定胤に就き唯識法相を研究。その後大阪浄土宗教校の教授。同三七年亀岡市大円寺の住職、同四〇年京都宗学教校長に就任。同四四年佛教専門学校教授、大正九年(一九二〇)からは東山中学校長を兼任。東山中学では校舎の移転や生徒の進学率向上など、その発展に大きく貢献した。


【参考】大橋俊雄『浄土宗人名事典』(斎々坊、二〇〇一)


【執筆者:市川定敬】