せんねんぶつじょうかしょうぎょうごうき／専念仏定和尚行業記

二巻。観阿大察、順阿隆円共輯。文化元年（一八〇四）成立、天保三年（一八三二）刊。京都専念寺に住し、寛政一二年（一八〇〇）に寂した仏定の伝記。三三回忌にあたり青山梅窓院より刊行。仏定の道影、立道の題、天保三年貞典の序、文化八年定玄の序、文化元年隆円の序、目誌、本文、附録、絶筆偈、新刻仏定師翁行業記縁起、新刻捐財者名より構成されている。本文は和文体で、行履、瑞夢、垂誡、視聴、写情の五章からなり、附録に仏定の愛読した「無能和尚警策」、寛政一〇年（一七九八）の著作「訓蒙持戒章」、「大察法兄伝」、仏定ゆかりの「来迎寺縁起」を収める。

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【所収】浄全一八

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【参照項目】➡仏定

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【執筆者：石川達也】