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如円

提供: 新纂浄土宗大辞典

にょえん/如円

—正応五年(一二九二)。真空ともいう。西山四流の中で、深草義の流祖、立信弟子。左京大夫信実の猶子。深草の真宗院、竜護殿に住した。法系の資である生智がいたが、生智の滅後に法孫が絶えた。


【参考】『総系譜』下(浄全一九)、『法水分流記』『蓮門宗派』(共に野村恒道・福田行慈編『法然教団系譜選』青史出版、二〇〇四)


【執筆者:伊藤正順】