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出雲宗要

提供: 新纂浄土宗大辞典

いずもしゅうよう/出雲宗要

桑門秀我著。昭和一〇年(一九三五)一一月、桑門論題集刊行所刊。宗内の教育機関において教授職を務めた著者が、かつて学校や講習会において手記した講案を、門弟が整理して著者の喜寿記念として出版した。書名の由来は、著者が出雲の神門寺かんどじに居住することと、東西の『浄土宗要集』になぞらえて浄土宗義に関する二〇の論題を挙げていることによる。付録として持戒念仏について論じている。『浄土宗学研究叢書』宗史・宗論篇の一冊として再刊された。


【参照項目】➡桑門秀我


【執筆者:齋藤蒙光】