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了鑑

提供: 新纂浄土宗大辞典

りょうかん/了鑑

慶安四年(一六五一)—享保一二年(一七二七)八月五日。任蓮社然誉運阿法爾。知恩院四六世。生地・師籍不明。増上寺学寮にて修学ののち瓜連うりづら常福寺三二世、小石川伝通院二一世を経て享保三年(一七一八)八月一二日台命により知恩院住職となり九月二七日に入山。同一二年三月一九日に霊元天皇の皇子栄貞親王知恩院四世門主尊胤法親王となるとき、その戒師役をつとめている。同一二年七月一二日宣旨により大僧正に任ぜられるが、同年八月五日に入寂。


【参考】井川定慶『知恩院史』(知恩院、一九三七)、『華頂誌要』(浄全一九)


【執筆者:伊藤弘道】